2008年10月11日

遊行の門 2

作家五木寛之は著書「遊行の門」(徳間書店) のなかほどに「すべては必ず変わる」というサブタイトルの箇所がじつにタイムリーな内容だ。
それによると18世紀から20世紀まで世界の支配構造は、確固として永続してきた。文明先進国と呼ばれる列強国の優位は、永遠に続くかのように思われてきた。しかし、今明らかに大きな変動の兆しが見えてきたように思う。欧米先進国の優位も必ず変わらざるをえない。兆しはまずアメリカから現実のものとなるだろう。ヨーロッパも変わる。アジアも我日本も変わる。ソ連型の社会主義に勝利して、永遠の構造であるかのごとく錯覚を人々に与えた。だが、それも変わる。この世に永遠に続くものなどない。・・・とある。
1929年世界大恐慌があったが、またしてもそのような事態が訪れているようだ。しかし、私達庶民にはどうすることもできない。
だからといって己の面を伏せて歩いても仕方がない。世のありさまを歎き、怒り、世間に背を向けて生きる方法もあるだろう。しかし、今を楽しむ生き方もあるだろう。人は一人では生きてはいけない。誰かのお世話をうける。そう思えば自ずと感謝の気持ちが湧くはずだ。せめて今日一日笑顔で「うれしい、たのしい、しあわせ、ありがとう」といって過ごしたい。
http//www.kidsdream.co.jp/misumi/
遊行の門 2



Posted by おかげさま at 08:30│Comments(0)
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