2008年10月15日

毎日jp~掃除に学ぶ

イエローハット相談役鍵山秀三郎が提唱する「人間力を磨く ・掃除に学ぶ」運動が今や沖縄まで及んでいることを記事で知らされた。こう云う内容だ。10月4日市立コザ中学校(米須良成校長)の3年生221人が校内の全トイレを一斉に掃除をしたとの事だ。その訳は3学年のPTAが、便器を徹底的に磨き上げることで生徒に「謙虚さ」や「気付きの心」を育んでもらおうと企画したもので、これには沖縄掃除に学ぶ会 (宮崎通冶代表世話人)の会員さんが指導にあったそうだ。私の経験からいうと「言うは易し、行いは難たし」なのだ。店舗の男子トイレは用を足した後自動的あるいは手動で洗浄水が流れるのだが安心してほうっておくと排水口に小便の成分がオレンジ色に石化して詰まってしまい、外に溢れだすことがある。トイレは自分の排泄物は臭くても我慢が出来る訳だが、他人の排泄物は気になるところだろう。昔人間の私は汲取り式だったので、ライフスタイルを合わせる事ができるのだが、水洗化で育った人には辛いものかもしれない。
さて、屋内の掃除に掃除機やホウキなどが必要な通り、トイレ掃除にはバケツやスポンジ、ねじ回しなど「七つ道具」が必要なのだ。今回これらの道具の総ては学ぶ会の会員さんがご用意なさったらしい。「汚い所からまず先に、勇気を持ってやること」
など会員のアドバイスを受けた後、生徒達は黙々と便器磨きに挑戦した。大便器磨きに挑戦した島知也君は「思ったより綺麗に汚れが落ちたので、気持ちが善かった」と満足げに話していた。と言った記事だ(琉球日報)
私の小さな実践に比べるとなんとスバラシイことではないか。羞恥心に欠け、道徳心に欠ける大人にならないように利他の心を持ち大きく育って欲しいと思う。孟子のことばに「人、なさざる有り。しかる後を以ってなすあるべし其のなさざるところを為す事無く、その欲せざるところを欲する事なし。かくのごときのみ」人には絶対にしてはならないことがある。そのことを十分理解することだ。己の欲求だけでは世の中は渡れないのだから。
http//www.kidsdream.co.jp/misumi/
毎日jp~掃除に学ぶ



Posted by おかげさま at 08:00│Comments(0)
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