2008年06月16日
九州横断の旅・余話
人吉駅に下りたら聞こえる「五木の子守唄」のメロディは物悲しさがある。九州の大分県から鹿児島までタテに山脈が出来ているがその昔、壇ノ浦で源氏に破れた平家の落人が山づたいに逃げ落ち、「落ち行く先は九州相良」のとうり五箇の荘で生活を営んだ。小さな盆地で、敵から逃れるために交通の不便な場所を選んだのかも知れない。学校なども無く子供は大きい農家の子守や農作業の手伝いなどして家計を助けた。お盆と正月ぐらいしか休みも無く、住まいも充分には思えない納屋などが当てられたのを私も知っている。お盆には実家へ帰れる子供の喜びがこの唄にはこめられているがなんか物悲しい。
http://www.kidsdream.co.jp/misumi/

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Posted by おかげさま at 18:28│Comments(0)