2008年06月20日
二宮尊徳に学ぶ
私が東京から疎開した熊本で長崎に落とされた原子爆弾によるキノコ雲を母の背中で見た。三つごの魂百までと言うが記憶に残っている。小学校5年生の修学旅行が長崎だったがその時昭和20年8月9日長崎の約24万人のうち約7万4千人がお亡くなりになったと聞いた。それから復興に向けて努力の結果、時代が移り変わり現在に至るのだが、社会が混乱を極め、自殺者が年間3万人もいるという。今でも増え続けているらしい。学校ではイジメや自殺や不登校が収まらないという。日本人は勤勉で実直、品格があると言われたが今では偽装問題が示す通りモラルが低下していると思う。私が通った小学校や中学校の校門近くには二宮金次郎が背中に薪を背負いながら本を読んでいる立像があった。若干15才にして父母を亡くし、二人の弟を母方の親戚に預けて叔父さんの所に身を寄せ、叔父さんの仕事を手伝いながら夜は勉強に励んだと言われている。4年後の19才には独立を果たし、30才には3町8反(約1万1千坪)の地主になっていた。その後、藩の復興に財産をなげうって努力した二宮金次郎(後の尊徳翁)の爪の垢があれば飲まねばならない人が多すぎるのでは?
http://www.kidsdream.co.jp/misumi/

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Posted by おかげさま at 15:12│Comments(0)