2008年07月01日
戒め 雑草に学ぶ
春に芽を吹いた雑草は今は花が咲き終わり、子孫である種子をつくりはじめています。タンポポの種は白い綿毛とともに風に乗り、新天地を目指して飛んで行きます。道端の草をよく観察すると人や車に轢かれる場所の草は徐々に小さくても花が咲き、やがて種を付けるようになります。臨機応変で、したたかさを身につけています。アスファルト、コンクリート、岩などのどんな小さな隙間でも顔を出します。命を絶やさない為にいろいろと工夫しているのです。老子は自然界では人もこれらと同じ生命体。この自然の営みを忘れ、人間はわずかな知識があると「万物の霊長である」などと自惚れるが、たかが「同塵」だと戒めているのです。
http://www.kidsdream.co.jp/misumi/

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Posted by おかげさま at 17:22│Comments(0)