2008年07月17日

こがねむし

今日、関西地方に梅雨明け宣言が出されました。ボツボツ蝉の鳴き声が聞けるようになり、本格的な夏をかもし出してきました。夜には街頭のまわりにコガネムシが集まってきます。気候変動が叫ばれる中、私の住むこの日本は春夏秋冬それぞれの味わいが楽しめることを神に感謝しています。
コガネムシと言えば詩人野口雨情が大正11年に「シャボン玉」とともに発表した唄で「コガネムシはかねもちだ、かねぐらたてたいえたてた」。と小学校で先生が弾くオルガンに合わせて唄ったものです。雨情は詩人として認められるまでにはいろんな職業に付いたときいています。おそらく金銭的にも苦労したのではないかと私は推測するのです。再婚した奥さんとの間に女の子が生まれたのですが、病で無くしてしまい酒におぼれた時もあったそうです。
「おれは河原の枯れススキ、同じお前も枯れススキ・・・」この枯れススキの唄にもあるように詩人として不運と失意の繰り返しの中で初志を貫徹し、やがて詩人として不動の地位を築いたのです。私にとっては心打たれるものがあります。
http://www.kidsdream.co.jp/misumi/
こがねむし



Posted by おかげさま at 19:50│Comments(0)
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