2008年08月21日
イエローハット鍵山道場2
鍵山先生は子供の教育についてもこう述べておられる。国にとって教育はまさしく「百年の大計」といわれます。百年先の将来を見据えながら国にとっても「有益な人材」を育てる事が重要です。現実はどうでしょうか。親は子供を名門学校に進学させることしか考えず将来を見据えた「人格教育」など微塵も見えません。「受験の技術」だけを重視し、試験に合格した者だけが「有能」であるというレッテルを貼り、世の中に送り出しています。こうして育った子供はどうなるのでしょう。幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学とひたすら競争して社会に出て、一段と凄まじい競争へ突入。人間関係も勝ち抜き合戦で友人同士の信頼関係など生まれません。人を蹴落とす。人を出し抜くという要領の良さだけが求められる生き方です。やがて勝ち抜くことに疲れ果て気力が萎える中でますます目先の事しか見えなくなります。他人への思いやりや配慮、社会や国家のことなど考える余地もありません。こんな人が家庭を持っても次の世代の子供を育てる事など到底出来ませんとハッキリといわれる。
ぱる出版「鍵山道場」より
http://www.kidsdream.co.jp/misumi/

ぱる出版「鍵山道場」より
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Posted by おかげさま at 17:08│Comments(0)