2008年09月18日

知行合一

知行合一(ちこうごういつ)は論語の解説を読むと古中国の王陽明が唱えた考え方で、知るという事は「行い」の始めであり、行わなければ本当に知ったとはいえない。この実践を重んずることが社会生活を営んで行く上に於いては非常に大切な事とある。
「社会が進歩する」といえば良い方に捉えがちだが、表裏一体で悪い事も生じる。人は自分にとって都合のいい事が善で、都合の悪い事は悪と考え、都合が良くなれば悪も善になり「時」と「相手」で変わる事がある。
論語の「大学」に古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は先ず其の国を治。其の国を治めんと欲する者は先ず其の家をととのう。其の家をととのえんと欲する者は先ず其の身を修む。其の身を修めんと欲する者は先ず其の心を正しうす。其の心を正しうせんと欲する者は先ず其の意(こころばせ)を誠にす。其の意(こころばせ)を誠にせんと欲する者は先ず其の知を致す。知を致すは物を格(ただす)に在り。私は世情の大いなる乱れを観ると根本がここにあると思う。この句を逆に辿ればわかりやすい。
知行合一



Posted by おかげさま at 09:07│Comments(0)
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