2008年09月26日

禍転じて福と為す

月刊誌「致知」10月号に「古典に学ぶリーダーシップの神髄」特集にりそな銀行の専務を経て数多くの企業の再建に尽力された伊原隆一さんが寄稿された中で、目についたところがある。
前漢の燕策が書いた「戦国策」に「禍を転じて福と為し、敗に因りて効を為す」
それは、禍が身に降りかかって来た時はその禍を脱却し、幸福な結果が得られるように努力をし、失敗をバネとして成功を遂げるよう努める。という意味だとある。
しかし、こうあるためには劉安が書いた淮南子のなかにある「禍の来るやを自ら之を生ず」という自覚が必要だ。即ち、禍が生まれたらそれはその事はその人自身が生み出したものであり、幸福が訪れたなら、それもその人自身がつくりだしたものだ。勝手に向こうからやって来るものではない。
14才で埼玉銀行(現りそな銀行)に入り、18才の時父親が莫大な借金を残して亡くなられたとあるが、自力で返済したとある。昭和42年専務まで上りつめたあと、多くの企業を再建しておられる。
いろんな場面を渡ってきた人の言葉は重い。もうすぐ百才になれるらしい。
http://www.kidsdream.co.jp/misumi/
禍転じて福と為す



Posted by おかげさま at 09:08│Comments(0)
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