2008年09月25日

小人(しょうじん)

月刊誌「致知」10月号に現SBIホールディングの北尾吉孝さんが寄稿しておられるが、日本の豊かだった精神文化が現在は荒廃し、将来を担う多くの若者が確固たる仕事観・人生観を養うこともなく、刹那的に生きている事を憂いておられる。氏のご先祖は江戸末期の儒学者の血筋を受け継いでおられたため、子供の頃から中国古典「四書五経」に親しまれたそうだ。氏の人生観は大別して五つあるという。一、天の存在を信じる心。これは人目のない所でも天は自分を観ている。人が観ていなくとも自分を律する。二、仁天・仁運。これは自分のやるべきことを精一杯やった上で、天にお任せする。三、自徳。これは己を修める。人間いろんなものを失うが、何が一番失い易いかというと自己である。四、天命を悟る。これは自分の中にどういう素質が在り、どう開拓すれば自分をつくる事が出来るかが命を知ることだ。宿命的存在、動物的存在、機会的存在に陥らない為にも人間学を学ばなければならない。五、論理的価値感。これは信・義・仁である。(信)社会の信頼を失わない(義)正しい行い(仁)相手の立場に立って物事を考える。人間は情況に振り回され、考え方がブレてしまいがちです。だから、置かれた環境がどう変わろうともひとたび正しいと思った事は貫きとおす。そういう人間になるために自分を磨くことだという。
http;//www.kidsdream.co.jp/misumi/
小人(しょうじん)



Posted by おかげさま at 08:50│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
おかげさま
オーナーへメッセージ