2008年03月23日

ひとりごと 4

土地買収
土地買収はおおかた事業主の意向に沿って予算やプランにより着手する。建築物の種類や目的によって小規模なものからたとえば霊園やゴルフ場、大型マンションに大型ビルのように大規模のものまである。
大規模開発用の買収は1年以上かかることが多く、それも土地の所有者が複数絡み交渉に手間隙かかることが多い。夜討ち朝駆けや日参も日常茶飯事だ。手土産で難しい場合は接待攻勢も必要だ。
土地所有者が時には30名から40名といった場合もあった。そのうち1名でもテコでも応じてもらえなければ前に進まないから大変な労力も必要だ。
マスタープランに沿ってもろもろの許可を取り完成に至るまで複数年かかる。その点元住居跡や店舗や工場跡は完璧な調査などができれば判断もしやすくさほど経費がかからないし労力も必要としない。
若い頃に一度だけ開発申請で遺跡に引っかかりおおごとになったことがあった。考古学者や掘削のアルバイトなどで調査にかかり埋め戻して建築するまで数年かかったがそれらの経費は行政が面倒見てくれるのではなく全部土地を引き取った業者負担だ。金銀財宝がでてきたためしはない。これならいい方で重要文化財の場合は未来永劫売買ができない。取りかかる前に教育委員会を通じて下調べをするべきだ。工場跡地の地下汚染物質調査や地震の断層調査も論外ではない。
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Posted by おかげさま at 11:21Comments(0)
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