2008年04月03日

論語 2

論語の勉強となると、そのままの漢字が意味するものが大変つかみ難い。知人の岡村先生が丁度「現代版仮名論語集」をお持ちだったので拝借し、勉強中だ。
書の中で特に心を打たれる箇所が幾つかあったので書いてみる。

子日わく、其の身正しければ、令せずして行われ、其の身正しからざれば令すといえども従わず。

(訳)先師が言われた。「上にある者が正しければ命令をしなくともよく行われ、正しくなければ、どんなに厳しい命令を下しても民はついてくるものではない。

子日わく、君子は泰(ゆたか)にして驕(おご)らず、小人は驕(おご)りて泰(ゆたか)ならず。

(訳)先師が言われた。「君子はゆったりとしていて、おごりたかぶらない。小人はおごりたかぶって、ゆったりとした所がない。

子日わく、貧しくて怨む無きは難く、富て驕る無きは易し。

(訳)先師が言われた。「貧しくても怨みがましくならないのは難しいが、それに比べて、富んで高ぶらないのはたやすいことだ。

子日わく、君子は上達し、小人は下達す。

(訳)先師が言われた。「君子は天理に従って向上し、小人は人欲に従って下落する。

孔子日わく、君子に三畏有り、天命を畏れ大人を畏れ、聖人の言を畏る
        小人は天命を知らずして、畏れず
        対人に狎れ聖人の言を侮る。

(訳)孔子は言われた。「君子に三つの畏れがある。天命を畏れ、小人はこれに反し、天命を知らないのでそれを畏れない。
        大人になれなれしくし、聖人の言葉をあなどる。
以上こんなところで終わりたい。


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Posted by おかげさま at 17:52Comments(0)

2008年04月03日

いまだから 二宮尊徳

この人の生き方を考えると、体制や権威に批判や不満を口にせず、与えられた現実を心の底から受け入れ、その現実を高める為に、最大、最善の努力をすると言うことだ。
中国古典「中庸」に 「人にはそれぞれ与えられた立場がある。その立場の中で他の立場の人をうらやんだり妬んだりせず、誠心誠意、全力を尽くせ、」ということである。あたえられた条件の中で、運命を呪わず、不平不満を言わず、いま現実に自分のできることにベストを尽くす。運命を切り開く鍵はそこにある。さあ、今日もおたがいに頑張ろう!


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Posted by おかげさま at 09:35Comments(0)
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