2008年05月10日

老子の教えに背く

連休明けの6日、2号館の雑草取りをしたがその時側溝とアスファルトの間に1センチぐらいの高さで絹糸ぐらいの細い草花が沢山生えていたので引き抜くと根の長さがなんと5倍ぐらいなのだ。よく観ると花や実を付けているではないか。
そこで老子が言った第四章を思い出した。「人は一つの草を、それが足元に在れば雑草と呼び、遠くに在れば山野草と呼び、人の病気に効けば薬草と呼ぶが、珍しい花なら喜び、ありふれた花なら喜ばない。人は沢山の知識を持ち、草よりずっと偉く、人と草とはとても同じ生命などではなく、人のためなら花など手折っても当然だと思っているだろう。自然の営みを人は自らの中に見失い、ひとりよがりの知識を溜め込んで人間は万物の霊長などと自惚れるそんな人間の有様を「同塵」と言って戒める」と在る。現代社会で生きる人々の心と行いに「思いやりの格差」が生まれている排他主義というか利己主義といったものが広がりを見せているように思う。いずれ「天罰てきめん」が下されるような気がしてならない。

http://www.kidsdream.co.jp/misumi/

  


Posted by おかげさま at 15:53Comments(0)
QRコード
QRCODE

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
おかげさま
オーナーへメッセージ