2008年08月23日
師と仰ぐ鍵山先生
これには理由があります。何故かと言いますと鍵山先生が昭和38年に現在のイエローハットの前身「ローヤル」を立ち上げられて苦労の末現在では約500店舗を有する企業に育てられた偉大な方である事と、ものの見方や考え方がご年令的に近く感じること。掃除が一番好きな事です。「鍵山道場」のご本の中に書かれている通り昭和38年当時は日本が高度成長期の中で独立されましたが取引先がなかなか見つからず、当時どこも相手にしなかった自動車のハンドルカバーを仕入れて自転車で売り歩くことが出発点だったと回顧していらっしゃいます。当時入社してくる社員は他で断られた人達で心が荒みその心をすこしでも和らげるために社員が出社する前に従業員が使うトイレを出社前に手できれいに掃除をすることを始められたのが発端だと書かれています。私の小学校時代は母と二人暮しだったので役割分担で拭き掃除や庭掃きが日課で、高校時代はお寺さんに下宿をさせていただき、朝夕本堂の拭き掃除、庭の雑草取りと庭掃きを体験し今になってもその癖は直りません。鍵山先生も小さい頃の体験が見に染み着いていらっしゃるのではと考えています。私の周りでは自発的にゴミを片付ける人はお二人以外見かける事が少ないのですが、鍵山先生のおかげでだんだんと普及してきています。一人一人が気付くことが大切で、けっこう勇気がいることなのです。今日道端に落ちているタバコの吸殻1本、又は空き缶を拾ってみませんか。いろんなことが見えてきます。

Posted by おかげさま at
09:44
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